小生が女の色しか知らなかった学生の頃の事を話そう。
金暴力SEXを地で行くチャラ男筆頭、精悍なマスクと鍛えぬかれた体躯を誇った小生は、全女学生百人斬りを目指していた。
赤ら顔の乙女を抱くこと日に十度(何処で小生の事を知ったのか分からないが、他校はおろか他県からも熱い恋文を頂いた)はザラで、
恋道に迷った乙女から、“処女を是非貰って欲しい”と懇願された事も日常茶飯事であった。
そして、硬派道よりも色道、軟派道を驀進していた小生は、“据え膳食わぬは男の恥。”と、乙女達の要求に答えていたのだ。
(そんな態度が乙女達を更に狂わせてしまったのは誤算だったが(笑))

ある日、そんな小生の人生を大きく変えた事件が起こった。
小生の頭では行くことができぬ京都大学の秘封倶楽部の二人がレズ達だと知ったのだ。
相手は小生と優るとも劣らぬ体躯と容貌の持ち主だが、卑劣にも小生の3P提案を断り、小生に対して近寄るなと要求した。
「これが最終通告だ。私達の調査を邪魔しに来たらあなたの命は無い」
奴等のノンケ道に反する卑劣極まりない挑戦状が小生の性欲の導火線に火をつけ、調査現場へと足を運ばせた。

(中略)

「ああッ!ひいいッ!小悪魔さンの弾幕、痛いッス!」
小生は初めて味わった身を千切る程の恐怖に、思わず声をあげた。
「竿役気取りが男女郎丸出しじゃねぇか。そろそろ汚ねえ花火を吹き上げ晒せや」
「いいッ!ア、アーッ!」
小生は小悪魔さんのルナティック弾幕に絶えきれず、漆黒の夜空に赤い大輪の花火を打ち上げた。

それ以来、小生はグルメホモに転生して日々を過ごしている。
こうしてブーツを取り、臭いを嗅いでいると自然と菊が疼き、マラは膨張する。
アリスさん…
今宵も射精させて下さい…