ついたち。1日の別表記。昨日と紛らわしいが「さくじつ」とも読む。萩原朔太郎のさくだな。
柑橘類のハッサクは八朔と書く。旧暦の八月一日には食べられる、ということからの名前。

ついでに「八月一日」という苗字があるが、これは「ホヅミ」と読む。穂を収穫する時期という意味。

四月一日はワタヌキ(日常用の着物の綿を抜く時期だから)、小鳥遊はタカナシ(鷹がいなくて小鳥が遊べるから)
月見里はヤマナシ(山が無くて月が綺麗に見えるから)等とならんで蘊蓄を語れる苗字として有名だ。