岩手県営球場 1999年7月19日(準々決勝)の試合結果詳細
第1試合 1 2 3 4 5 6 7 8 9 計
盛岡中央 3 0 2 0 0 0 0 1 0 6
盛大附属 0 0 2 0 2 0 1 0 0 5

 第1試合は、実力校同士、第1シードの盛岡中央対盛大附属の注目の1戦。
 盛岡中央は初回、ランナーを2人置き、4番門脇の豪快なスリーランホームランで3点。3回にも2点を追加。5対0と試合を優位に運ぶ。
 しかし盛大附属も3回に2点を入れ、5対2で迎えた5回。ランナー1,2塁で5番大坊の当たりはショートのエラーを誘い、5対3に。

ここで盛岡中央はピッチャーを深井から府金にスイッチ。府金は続くバッターをショートゴロに打ち取るが、3塁ランナーが返り5対4。盛大附属、1点差につめよる。
盛大附属のエース大坊は、4回から7回を攻めのピッチング。盛岡中央の強力打線をノーヒットに抑え、打線の援護を待つ。 エースの力投に応えたい。盛大附属は7回、先頭バッターがヒットで出る。送りバントはキャッチャーのフィルダースチョイスになり、
ノーアウト1,3塁。そしてバッターは5番大坊。大坊はスクイズを期目、盛大附属、ついに5対5の同点に追いついた。 しかし、第1シード盛岡中央、連投のエース大坊を捕らえる。8回、2つの四死球などでツーアウト1,3塁。2番佐々木の当たりがタイムリーとなり、
盛岡中央、1点を勝ち越した。この1点が決勝点となり、盛岡中央が追いすがる盛大附属を振り切り、6対5。実力校同士の意地と意地の戦いを制した。