赤ちゃん猿はウンコを食べるので、食べられたウンコがウンコとなり排出され、とても臭い。
又、色々な物が混ざっている。
植物の種はもちろん、未消化のカエル・カタツムリや石・木までも混ざる。
処理場で働く人々の苦労は絶えず、1年耐えられた者はいない。
@流れて来たウンコを目視で確認し、石や木を手で取り除く。
ウンコはねっとりしているため、容易ではない。
常に激臭にさらされ、作業中に倒れる者もいる。
Aウンコをカッターに通し、未消化の肉や繊維を裁断する。
カッターは詰まって止まってしまうことが多く、その度に詰まり除去作業を行う。
Bウンコを遠心分離機にかけ、液体と固体を分離する。人間のウンコは8割が液体と言われるが、赤ちゃん猿のウンコは8割が固体である。
C液体を浄化槽に入れる。浄化まで人間のウンコの4倍時間がかかる。
こうして浄化されるが、浄化水もとても臭い。
森林に撒くと草木が枯れてしまう。
そのため、浄化水は赤ちゃん猿の飲み水にするのである。