◆原点回帰は二度目の正直?
「アキオ・トヨダが我々に与えたミッションはシンプルに『原点回帰』だった」と語った。それをどう解釈するかは、開発陣に委ねられたという。「レトロなデザインはやりたくない。それは意味がないので、ファンクショナリティを第一優先に考えた」
トヨタは日米欧にデザイン拠点を持つので、開発初期段階で各拠点がアイデアを出して競い合った。そのなかでエクステリアについては米国拠点のキャルティの提案が選ばれている。
「キャルティが原点回帰のコンさセプトに相応しい案を出してくれたことが、今回のプロジェクトの最初のターニングポイントになった」と語るのは、Mid-size Vehicle Company・MSデザイン部の園田達也部長。
採用案を創出したのは、ジン・ウォン・キムという韓国人デザイナーだ。
ジン・キムはカリフォルニアの名門校、アートセンターでカーデザインを学び、01年にキャルティに入社。
03年にコンセプトカーとして発表され、06年に量産化された『FJクルーザー』は彼の若い頃の作品だ。
彼は16年にキャルティを辞めてEVスタートアップのファラデー・フューチャーに移り、1年後にキャルティに戻って今回のプロジェクトを手掛けることになった。
【ランドクルーザー250 デザイン考察】原点回帰が生むもうひとつのドリーム・カム・トゥルーとは 2023.9.16 Sat
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