>>597
よくわかるよ
自分もそうだから

恐怖自体はなくならないが、それを克服? というか
気持ちの隅に追いやって、日常生活を送ることは可能だよ

自分は、死についてずっと考えていて、20代のある時、気がついた

なんで怖がるのだろうか? と。
怖がるのは生存本能
つまり、元々のプログラムでそうなっているだけ
「自分」が本当に怖がっているわけではない、ということなんだよ
吊り橋効果と同じ
肉体の状態や本能でそう「感じる/考える」ように仕向けられているだけ

大体そもそも、この「自分」て本当に存在するのか?
という疑問がある
「自分」は、自分のことを「自分」としてちゃんと認識はしているが、
それが幻想である可能性は否定できない
すべては単に
  「周りの環境からの刺激に反応しているだけ
   後付けで、自分がそう「考えた」と【感じていた】だけ」
という可能性が否定できない
(人間の脳での判断よりも、決定後の行動の方がコンマ数秒早い、
 という研究結果や、10代の双子は同じシーンで同じ返事を同じ
 タイミングで行う、といった研究は多い。「人=柔らかい機械」説)

なので、この「自分」自体がそもそも幻かもしれず、
その「自分」が怖がっているのも、男か72時間経つと
勝手にムラムラしてエッチなことをしたくなるのと同じくらい
カラダのプログラムに従って勝手に脳が反応しているだけ、
と、認識するのがもっとも論理的、ということになる

であれば、死に対する恐怖も真剣に考える必要はなく、
「ああ、カラダや脳がそう反応しているんだなあ」と思えば良いだけ

そうやって自分は平穏な精神状態を確保できるようになったよ

それでも死ぬのはイヤなのは変わりはないけどね
ほとんどの日常で、心の平穏は確保できる