>>685
灼熱の砂漠を、青年が一頭のラクダを連れてさまよっていました。
もう、何週間も他の人に出合っていません。
男盛りの青年は、若い女性のことばかりが頭をよぎって仕方ありません。

もう我慢のできなくなった青年はラクダを襲ってしまおうと足を押さえつけます。
しかし、足を押さえていては事を達成できません。
足を離すと、今度は、ラクダがあばれて、やはり上手くいきません。

そうしていた時でした。
砂漠の向こうから、お色気ムンムンの絶世の美女がやって来るではありませんか。
青年のいる場所までやって来た美女は言いました。
「わたしに、一杯の水を分けて下さいませんか。望みがあれば何でもしますから」

待ちに待ったチャンス到来です!!
青年は、その美女に言いました。

「では、お願いだからラクダの足を押さえてくれないか」