夏野氏は
「ネット右翼というのは自分を安全な場所に置いて“弱い者いじめ”をしている人だと思う。
これが左の場合、政権と闘わないといけないが、“安倍総理はすばらしい。天皇陛下はすばらしい”と言いつつ、“悪いのは外にいる中国の人だ。
韓国の人だ”というのは反撃が少ない。また、イギリスなどの移民排斥の運動とすごく似ていると思うのは、将来期待のある人は国を開いて富ませて、自分の生活を良くしようとする。一方で将来不安のある人は、海外の人がこれ以上来たら俺の仕事が取られると考えて防衛的になる。
むしろ戦っている感じがせず、不満のはけ口にしているだけのように思う。そして、団塊の世代は圧倒的にリベラルが多いが、結構いい加減なことも言っているし、彼らがいい日本を作ってきたのか?という疑問と反動が、若者にネット右翼側にいく理屈を与えているような気がする」と話した。