身元の安全確保のため詳細は明かされていないが、女性は元警察トップで「ジミー・バーベキュー」と呼ばれる男の指揮下で、首都の9割を支配するギャング団のメンバーにエンパナーダを提供した。「いつも安全を維持してくれてありがとうございます」。
偽りの笑顔で差し出されたエンパナーダには農薬に使用される化学物質や殺虫剤が練り込まれていた。ギャング団はむさぼるように食べたが、数分後には苦痛とともに嘔吐し、倒れたという。
原因に勘づいたギャング団はすぐさま女性の家に放火した。だが、女性はすでに家を出て、「私が殺した。これは報復だ。家族を殺されたのだ」と自首し、身辺警護を求め無事だった。
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