小学校低学年の時大好きだったおじいちゃんが亡くなって、夏休みに一緒に遊ぶ友達もいなくて家で1人親が帰ってくるのを待っていたら窓の外からデカい羽音が聞こえてくるから見てみたんです。
そしたら窓の外でオニヤンマがホバリングしてジッとこっちを見ていました。
2〜3分くらいしたら満足したのかどこかへ飛んでいきました。

その時は特になんとも思わなかったんですけど、その年から3年くらい夏になると窓の前にオニヤンマが現れてしばらくこちらをジッと見つめて去っていく事が続いたんです。

親にそれを伝えたら「きっとおじいちゃんがお前が心配で見に来てくれたんだよ。もう来ないって事はもう大丈夫だって安心したんだろうね」と言われました。

あれから何年も経つけど、毎年夏になるとあの時のオニヤンマを思い出します。
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