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続いて紙皿にカリカリ餌を入れます。
手に持ったカリカリの小袋が、シャカシャカと音を立てています。
私はわざとらしく、3匹のgatitoが見ているその目の前で、彼らの空腹をあえて刺激するように挑発しながらパラパラと音を立てて食事を用意します。
すでに3匹の不良品は私の手元に視線が釘付けです。いいですねぇ!いいですよーーー。

もの欲しげにじっとこちらを見ているgatitoをさらに誘惑するため、私はカリカリ餌を一粒だけ彼らの方へ投げてやることにしました。
あくまで3匹のgatitoに対し、1粒だけですw

ポイっ。

コロコロコロコロ。。。

その瞬間、3匹のうちの1匹が我先にと、その1粒のカリカリに飛びつき、何の躊躇いもなくせっせと齧っています。

奥歯で咀嚼しながら、満足げにポリ、ポリと音を立てています。

そして食いはぐれた残りの2匹は羨ましそうにただ、その様子を見ています。

果たしてこれが仲間のすることでしょうか!?
1粒のカリカリを手にしたグレーの毛をしたgatitoの口の中には、もう餌はありません。
どうやら残る2匹を差し置いて、さっさと食べ終え、何やら済ました顔をしています。

そしてあろうことか、その視線はまた私の方をじっと見つめています。
どうやら身を寄せ合っていたのは表面的な動作だけのようで、こいつらは本当の友達ではありませんね!
外が寒いのか知りませんが、寒さを緩和するという目的がただ一致しただけのことで身を寄せ合ったのでしょう。
そして目の前に利益があれば、それに肖(あやか)るのは自分がだけでいいという考えのようです。

この見え見えのズルさですよ。
いい感じに腹が立って参りました!