>>127
3匹のgatitoの内訳は、
1、カリカリ餌を独り占めしたグレー
2、それを羨ましそうに見つめる黒
3、同じく羨ましそうに見つめる黒
以上の3匹です。
2と3については個体の区別がつきませんね。
どちらも同じ黒ということで、特段それ以外の特徴もありません。
つまりどちらが虹っても「黒が虹った」。ただそれだけのことになるのです。
まあ1が虹っても「グレーが虹った」となるだけなんですけどね。
でもこの中で一番ズルいやつはおそらくグレーです。
早く生まれてきたことを後悔させてやらなければなりません!


ところで今回、私は定食を使用しません。
まあEGを使って食わせれば取って利早いですし、確実なんですが、
やはりEGの唯一の欠点は、虹るところを見れないというところなんですよね。
今回も最終手段はEGを考えていましたが、使わずとも始末できた、という感じです。


この時点での私は、ひとまず紙皿のカリカリまでgatitoを誘き寄せたいのです。
逸る気持ちを今は抑え、戦略的に物事を進めなければなりません。

今度は私は、5粒程度のカリカリを袋から取り出し、
それを紙皿の近くから順番に一個ずつ置いて、導線を作ることにしました。

一粒ずつ食ったその先に、お腹いっぱいのお皿が用意されているという仕組みです。
そして、そのお皿のすぐ脇には、わたくしビクティム作家が腕を組んで立っています。
ええ、なんだか意味深ですねw 私は何を企んでいるのでしょうか。

導線の最後の1粒が置かれたその数秒後、早速動きがありました。

動いたのは、やはりグレーでした。

3匹の集団から1匹だけそろそろと頭を地面に這わせて抜け出し、
鼻をクンクンさせながら1粒目に歩み寄ります。

尻を突き上げ、顔を地に着け、猫特有のキモい態勢で餌に到着しました。
鼻先で慎重に餌を確かめながら、一粒目を食いました。