>>129
こうしてグレーは海に投げ出されました。
ここは堤防です。gatitoほどの大きさで陸に這い上がれるところなど周囲をどれほど見渡したってどこにもありません。
時刻はまだ23時にもなっていないくらいです。このまま頑張って泳ぎ続けていれば翌朝には漁港に誰か来るかな??まあこの冷たい水温に身体が保てばの話ですが!


さて、後方を振り返ればまだ区別の付かない黒gatitoが2匹、不安そうにこちらを見ています。
おや。不安そうにしている、ということはさっきのグレーのことが心配なのかな。
同じところに行きたい?
え?行きたい?

行きたいよね☆
そうだよね!

はい、決まり☆


そうと決まったら要領は同じです。
カリカリ餌で動線を作り、その先に沢山のカリカリが入った紙皿を設置します。

紙皿は一回海に落ちたので濡れてしまっていますがね。
これでも食べにきて来れるかな?

まあ試すような気持ちでとりあえずさっきと同じことをやってみます。


私は最後の一粒を置き終わりました。
さあ黒はどう出るでしょうか。