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そしてその週の金曜日。
遅めの夕飯を済ませ、私は23時過ぎに温泉街の路地に戻ってきました。
周囲は寝静まり、人の気は全くありません。

私はトランクに箱罠を積んだ車で現場に到着すると、
まったく予想だにしない光景がその場で待ち受けておりました。


なんとそこは、明らかに害獣の集会場だったのです。
3匹もの害獣が堂々と道の真ん中で座り込み、
人が寝静まっているのをいいことに、その場を私物化していたのです。

私は静かに怒りを覚えました。
ここは害獣の土地ではない、と。

その晩、私のターゲットは友人と一緒に目撃した黒猫一匹でしたから
箱罠は一機しか持ってきておりませんでした。
でも今晩はまずこの群れをどうにかしなくてはなりません。
私は近くに車を停め、箱罠を片手に害獣の群れへ歩み寄りました。