>>214
そしてなんと、よりにもよって私の試みは成功してしまいましたw

私はしばらくプレハブの戸を開けたままにしておきました。
そしてgatitoの様子は小窓からずっと監視していました。

ゴミコンテナを諦めたgatitoは、5分ほどその場で立ち往生してから、
ふと、プレハブの戸が開いていることに気が付きました。

視線はまっすぐ扉の隙間を見据え、明らかにこちらに近づいてきます。
ゾクゾクしますw

私はgatitoが少しでもプレハブの内部に侵入したら即座に戸を閉めて、
このプレハブで袋のねずみ状態にしてやろうと思いました。

そして、
gatitoはついにプレハブ内部に入りました。


バタン!!!!!!


私は猛烈な勢いで戸を閉めました。

gatitoはハッとした顔をしています。

残念ながら黒ムツの巣に雨宿りしてしまいましたねw w

gatitoは「オワッタ・・」という感じの様子で身動きが取れませんw
萎縮して固まり、その場に突っ伏せて再び「ウナァ〜」などと鳴き始めました。

警戒の眼差しで、視線は私に釘付けですw
「怖いニャ、ここから出たいニャ」ということでしょうか?

逃すわけはありません。この絶好のチャンスを棒に振る黒ムツなんて、この世のどこを探してもいるはずがありませんw

私は怯えるgatitoに歩み寄りました。
逃げる場所はありますが、出口はどこにもありません!