>>258
当然ながら私の車には、いつgatoとエンカウントしてもいいように駆除セットは常備されています。
運転席でコーヒーの残りをクイっと飲み干し、EGとモンプチを手に取って車から降ります。

お昼下がりですが、人の気配はありません。
おそらく大衆浴場以外のお店が近くにないからです。
大きな通りもないですし、近くにあるのは数軒の古い民家と倉庫って感じです。
愛誤宅も外観は相当ボロいですね。冬は隙間風が入って寒そうな感じの小さい平屋です。

そんな人の気のない大衆浴場の駐車場で私と G は二人きりになりました。


おそらくこの G は私のことを餌やりか何かと勘違いしているのでしょう。
まあ間違いではありません。手にはちゃんとモンプチを持っていますからね!
それと特製ソースも。
ソースはペットボトルに入っていますから、一見、飲み物にしか見えません。
ラベルを全て剥がしてあるので、さすがに自分で誤飲するなどの心配はないですね。

さあ、待たせても可哀想なので G に配膳しますか。

モンプチの封を切り、特製ソースと混ぜ合わせました。