>>320
私は楽しくて仕方がありません。
あれほど目障りで迷惑で「始末したい」と懇願していた愛誤宅の白gatoが、今まさに袋の中のネズミなのですw
これほど愉快な時はありません!


私は一旦小屋から出て自宅の母屋に入り、自分の用具入れから登山用のピッケルを取り出してきました。

そして再び接待部屋へ戻りました。


小屋の隅の、物置と壁の隙間を覗き込みます。
gatoがまだ隠れています。
無理やり体を捩じ込んだためか、まるでスライムのように変形した歪(いびつ)な姿勢で、顔だけこちらを向いていますw
控えめに言ってもだいぶキモいです!
身体は向こうを向いているのに、顔はこっちを向いているのです!

一方通行の狭い隙間に、もうこれ以上奥はありません。行き止まりです。
そして唯一の出口には私が立っていますw
せっかく箱から出れたのに、また八方塞がりになってしまったねぇ☆
もうチャンスはありませんよ!


私は躊躇なくピッケルをgatoの方へ向かって突っ込みました。

フシャア!!!! カハッ!!!!
gatoは勝俣を始めました。

そして、ヴヴヴゥゥーー!! ガシガシガシ!!
私のピッケルに激しく噛みつきます。

そうか、そうか、闘る気ですか。

私はピッケルの一番鋭利なところをgatoの腹部に捩じ込み、グリグリ!!!と渾身の力で押し潰していきます。