きちんと定刻通りに飛んでいきましたよ
私と別れるのが辛かったのか、ナァ〜ン、ナァ〜ンなどと甘えた声で鳴き続けていました
もちろん時間は待ってくれませんから、その声は次第に遠ざかり、小さくなっていきました
大海原へ消えていく船の汽笛がどんどん遠ざかっていくあの感じに似ていましたね
早く行ってほしかったので手は振りませんでした