夢物語・創作小説スレ★1獣さん
夢物語・創作小説を書き込む際、レスごとに創作/空想/夢の話である、ということを明示よろしくお願い申し上げます
※既存の小説などのコピペにつきまして、このスレ内において重複しなければ可能です
動物虐待は犯罪です
・妄想、小説で楽しみましょう >>862
くそぶくろ
つみ の せいさい
ミナショコラ >>863
おおぞらを
飛んでみたいニャ
飛ばニャくちゃ 黒ムツが
二人こぞりて
接待し
残る三脚
gatoの墓標 保誤活動
努力むなしく
ガトー逝く
皆さまこんばんは!
ビクティム作家です。
唐突に現れた詩人たちによる俳句、面白いですねw
さて、ここ数日で気温がかなり落ち込んでいますが、皆さま体調を崩してないですか?
風邪にはくれぐれも気をつけて、暖かくしてお過ごしくださいませ。
そろそろ外猫ちゃんたちには酷な季節がやってきます。
私は1匹でも暖かい思いをさせてあげようと、金曜日の夜に夢の中へ出かけて行きました。
はじまりはじまり >>869
今宵、私が到着したのは「鈴木さん」の家です。
どこの誰かは知りませんが、とにかく鈴木さんです。
玄関の表札にそう書いてあるからです。
この家は、いわゆる愛誤です。
玄関前から家の周辺に至るまでダンボールの猫ハウスがたくさんおいてあり、
その一つ一つのハウスの中に膝掛けブランケットが敷いてあります。
鈴木さんの家の周りには今宵も野良がたくさん。
おそらくですがこの野良共は図々しくも1匹につき1つのハウスを与えられています。
そしてどれが自分の部屋かを把握していて、必ず自分の決まったハウスの中で休んだり、眠ったりしているのです。
野良共は当然、敷地の外を平気で出入りし、公共の駐車場で堂々と昼寝をしている者もいれば、
よその家の車の下に入り込んだり、タイヤに小便をかけたりなど、やりたい放題しています。
まあ私はこの家の近所ではないんですけどね。
いち黒ムツとして害獣共を成敗しにきたわけです。
とは言っても私は気まぐれなので、今宵は一匹たしなむ程度に接待できればと考えておりました。
野良共の顔ぶれは結構前から知っています。
野良の数は、ダンボールハウスの数が全部で7個なので、
この鈴木が管理している野良は全部で7匹ってところだと思います。
多分ですが、この顔も知らない鈴木が近所で保護した野良を避妊して、
こうして家の周辺で自由に住まわせているんだと思います。
でもまあ外猫は害獣ですから、問答無用で今宵も拐っていきますか!
爺ちゃんの軽トラでお迎えにきたよ!
馬車じゃなくてごめんね!
さあガトちゃん、惨めなダンボールハウスを卒業しようね!
つづく >>870
この鈴木の家の野良の中でも私が一番嫌いな奴がいます。
少し大きめの個体の真っ白な奴です。
7匹のうち、いつも外に出ている個体は、だいたい決まって2匹か3匹に絞られるんですが、
1匹はキジトラ。もう1匹は黒。そしていつ来ても絶対に敷地の外であぐらをかいている図々しい奴が例の真っ白です。
残りの4匹もごく稀に敷地の外で寝そべったりしていることがありますが、基本的には鈴木の家の庭の中か、ハウスの中に収まっている、といった雰囲気です。
私はこの真っ白な奴にスノーメンという名前をつけました。
意地の悪い雪だるまみたいな顔をしているからです。
よく公共の駐車場に我が物顔で入り浸っているのはスノーメン。
鈴木の隣の家の白のSUVに黄色い小便をかけていたのもスノーメン。
そして、
今宵私の目の前で香箱座りをしながら今まさにこちらを睨みつけているのも
スノーメン。
さあスノーメン。
私は前々から君のことが大嫌いでしたよ。
今夜ついに、キミを迎えに来たよ。
死に場所は選ばせないからね。
私が生け獲りにして、君の死に方と死に場所は、私が決めるのだ☆
つづく >>871
さて、今宵もスノーメンがここに居ることを確認したので、私は一度家に帰ります。
時刻は金曜日の22時30分。
一度家に帰り、24時を回ったころに再び参上したいと思います。
人の目を避けるためと、猫が眠るのを待つためです。
日付が変われば人の目はまず間違いなく避けられます。
ただ、その時刻に猫がハウスの中で眠っているかどうかは運次第ですね。
まあひとまず私は家に帰り、夜食を摂ることにしました。
◆
家ではどん兵衛を食べ、冷蔵庫で冷やしておいた梨を切って食べ、
コーヒーを一杯淹れて、YouTubeを観ながら過ごしました。
気づけば時刻は23時50分。
ああ、そろそろ鈴木の家に行ってみましょうか。
◆
軽トラを走らせ、7分で到着です。
ほぼちょうど24時くらいです。
鈴木の家がある静まり返った路地を街灯が静かに照らしています。
人の気はまったくありません。
目の前はシン...としずまり、街灯の灯りと鈴木の家だけがそこに存在している感じです。
野良の気配も今はありません。
まあハウスの中を覗けば、揃いも揃ってペットショップのように中のブランケットに収まっているのを知っているんですけどね。
さあどれどれ、スノーメンの部屋を覗いてみましょうか。
スノーメンの部屋は鈴木の家の玄関門の真横においてある、「パンパース ふかふか」と書かれているダンボールです。
部屋はいつも通りの場所においてあります。
閉じられたダンボール箱にノートパソコンくらいの大きさの長方形の穴が開けられていて、その小さな穴からスノーメンが出入りするのです。
私は忍足で足音ひとつ立てずにハウスの前に立ち、出入り穴からそっと中を覗きました。
すると、いました!
間違いなくスノーメンです。
やはり決められた自分の部屋にきちんと収まっています!
ブランケットの中でずんぐりと丸くなった白毛の塊が静かに箱の中に収まっています。
私はそのつもりで準備をしてきましたから、スノーメンのダンボールハウスの上から、さらに一回り大きいダンボール箱を被せました。
こうしてスノーメンのハウスは、私が持ってきた一回り大きいダンボールの中に丸ごとすっぽりと収まりました。
あとは簡単です。
このダンボール箱を閉じ、軽トラの荷台に乗せて持ち帰るだけですw
私をあなどってはいけません。
これまでどれほどの猫を手にかけてきたと思っているのですか。
今宵の仕事も、ものの5分ほどで終了しました。
つづく >>872
スノーメンのハウスは今、私が持ってきた一回り大きなダンボール箱の中に丸ごと収まり、
そのダンボール箱は今、軽トラの荷台にどっこらせ!と積まれました。
中ではすでにスノーメンが異変に気付いています。
ガタゴト!!ガタゴト!!と出口を探してもがいているような音が聞こえます!
えへへ!
スノーメン、ゲットだぜ!!
アイゴのお家に〜さよならバイバイ ♪
オレは〜これから 虹になる〜 ♪
(野良ちゃぁぁぁぁん!!!)
いつも いつでも 楽に逝くなんて
保証はどこにもないけど ♪
いつでも いつも 虹橋を渡る
こいつた〜ち〜が〜い〜る〜〜 ♪
さあ愉快になってきましたよ。
深夜の家路へ、軽トラを飛ばしますか!
ブオン、ブオン🎵
長居は無用。すぐに家に帰ります。
◆
帰ったころ、時刻はまだ24時25分でした。
スノーメンを迎えに出かけてから、まだ30分ほどしか経っていません。
明日は休みだし、これからスノーメンと一緒に暖まりに行こうかな!
私は接待小屋から道具をいくつか持ち、軽トラに乗り込んで再びスノーメンと一緒におでかけです。
つづく >>873
軽トラで走ること10分。
自治体の農具資材置き場に到着しました。
ここには煙突のついた焼却炉があります。
こういうやつです。
https://imgur.com/a/0fzLjT6
私はここにスノーメンをぶち込んであげようと思うのです。
だってスノーメンのハウスには暖炉がないですからね・・
これから寒い季節がやってくるというのに、一生こんなブランケット一枚の家では可哀想です・・
私は家から持ってきた麻の大袋に周辺の枯れ草や落ち葉をいっぱいになるまで詰め込みました。
そしてその火種をまず、半分ほど焼却炉に入れました。
次にスノーメンです。
スノーメンのハウスが入ったダンボール箱をボコボコに蹴り飛ばし、
ガタガタに凹んだダンボール箱をグイグイと無理やり焼却炉の狭い口に押し入れました。
スノーメンが鳴き始めました。
炉の中で、ミャァン!ミャァァン!などと助けを求める声が響いています。
うるせえ!黙ってろ!
当然ながらスノーメンは潰れたダンボール箱の中ですから、ここがどこだか知る由もありませんね。
こんなところで泣き叫んだところで鈴木に聞こえるとでも思っているのか?
甘いんだよスノーメン! これまでに私が葬った約80匹と同じ場所にお前も今から連れて行ってやる☆
私は麻袋に残ったもう半分の火種を焼却炉に加えて、火おこしの準備を完了しました。
これで焼却炉の中は今、下から順番に、火種、猫ハウス、火種という3層構造になり、
スノーメンが入った猫ハウスは火種のサンドイッチとなったわけです。
それでは、じゃあね!スノーメン!
私はチャッカマンで下から着火しました。
ボウッ!!
つづく >>874
パチパチパチ・・・
カチカチカチ・・・
音を立てて火種が燃え始めました。
ガタゴトガタゴト!!!ドスン!ドスン!!
ヤ"ァ"ウ"ゥ"ーー!!!!
スノーメンが渾身の力で暴れていますね。
ああ、猫が燃えている声です。
今ではこの声ももう、聞き慣れたものですw
この濁った断末魔はじきに、ヒィィィ!!などという高い声色に変わっていき、
そのソプラノ独唱が終わると猫ちゃんはまもなく虹となるのです。
炉の中は当然目には見えませんが、私には分かりますよ!
スノーメンは今ごろ何かに必死になってガジガジと噛み付いているでしょう。
まあ、枯れ草と落ち葉だけの焼却炉に噛めるものがあれば、の話ですが!
ああ、ブランケットがまだ形を保っていれば、たくさん噛み付いて焼かれる苦しみを緩和できるかもしれませんね!
スノーメンはまだ元気いっぱいです。
ヤ"ァ"ウ!!ヤ"ァ"ウ!!グァァァ!!
(Google Gato翻訳:直火ロウリュウでととのうニャァァ!!)
つづく >>875
スノーメンの声色は私の思った通りのステップで徐々にかん高くなり、
最終的にはやはりソプラノ歌唱を行なって、どうやら無事に虹の橋を渡ったようです。
こうして炉の真横に立ち、声色を確認した後ですからもう見なくても分かります。
スノーメンは逝きました。
こうして人様の土地を脅かす害獣はまた一匹成敗されました。
気持ちのいいことですね!
こうして糞袋がまたこの世から一つ消え失せたのです。
鈴木は猫ハウスが一つ消滅したことに気が付くでしょうか。
まあ気が付くでしょうね。
だって私が知る限り、スノーメンは少なくとも5年以上前から鈴木の家のハウスに住んでいるのですからw w
まあこれまで私がその気になればいつでも始末できたのですが、
今宵、満を持して虹の橋を渡ったということです。
今宵、たまたま私が始末したくなったのですから仕方がありません。
スノーメンは今宵が虹の渡りどきだったということです。
さあ、世の中の愛誤さま!
次はあなたの家の猫かもしれません!
おしまい ビクティム先生新作ありg@toございます!
先生の作品の糧となったスノーメンも多くの黒ムツを楽しませたことで本望だったと思います ビクティム先生新作ありg@toございます!
先生の作品の糧となったスノーメンも多くの黒ムツを楽しませたことで本望だったと思います >>876
獣ちゃんを直火ロウリュウでととのえてくださってありgatoございます
獣ちゃんも寒さに震えることがなくなり虹の橋で感謝してることでしょう 大柄gatoへの接待ありgatoございます
ダイエットになりgatoちゃんも喜んでいると思います 作家さんが復帰して新作投稿して下さるの嬉しいニャ!
もっと色んな作家さん復活して欲しいニャ! >(Google Gato翻訳:直火ロウリュウでととのうニャァァ!!)
ピクティム先生、ありg@toございます
クリスマス近いし虹の橋渡ってサンタになりたいニャー、って私にはスノーちゃんの心の声が聞こえましたw
ちょうどいい予行演習になりましたね スノーメンが立派な黒gatoに成って🌈🌉を渡れてれて良かったです🖤 ビクティム作家です
お返事が遅れましたが沢山のご感想ありgatoございます!
また接待した際には報告しに来ます 中国すげぇ
と思いつつ、一箇所あたりこんなに少ないか?とも
うちの周りは40gatoくらいいやがるぞ これが作られた日にtgにてバックドアをしかけて入手したっぽい事が書かれていた気がするけど詳細は不明。
テキスト版も存在してる。