0906名無しさん@ピンキー
2024/12/03(火) 23:20:00.69ID:ZCux8F6Bビクティム作家です。
最近、すき焼きとポトフとおでんにハマっています。
好きすぎてこの時期はこの3つだけで生きて行ける気さえします。
夢の話になりますが、
このごろ密林で100%EGが再販してましたね。
私はここぞとばかりに2本購入させていただきました。
ちょうど聖水を切らしていたので早速一本目を開封。
それを100均で買ってきた霧吹き用のボトルに詰め替えました。
何をするかというと、網戸越しに近所の家の猫ちゃんに吹きかけてみようと思ったのです。
1匹だけターゲットがいるのです。
私が散歩で通りかかるたびに、その家の勝手口の隙間からジッとこっちを見てくる目があるのです。
イメージ伝わりますかね?
ここです。https://imgur.com/a/UMckP2V
近ごろ、私が家の横を歩いて通る時、その猫は私の足音をすぐに聞きつけ、勝手口の隙間から顔を出して明るい家の中からずっと私が通り過ぎるのを見ているわけです。
私にとってはお気に入りの散歩コースなのです。
私はただ、気持ちよく散歩をしたいだけ。
それなのにいつもあの猫が私の方を見るのです。
目障りだし、愉快ではありませんね。
ですから決めました。
この不愉快を愉快に変えてみせようと!
そういうわけで先ほど述べた霧吹き型EGが完成したのです。
◆
ある日の火曜日。
夕飯を終えた私は、霧吹きを片手にいつもの散歩コースに出掛けていきました。
そして、
例の家の前です。
トコトコトコ・・・
夜道に私のスニーカーが小さな足音を立てています。
そのわずかな足音を図々しく聞きつけ、
どうせ今日もあの猫が私を見てくるんだろうな、と踏んでいました。
当然、その通りでした。
灯りのついた台所の勝手口から、白黒の太った猫が頭を下げ、クリクリの丸い目で真っ直ぐこちらを見ています。
いつもならじっと耐えて素通りする私ですが、今宵はそうはいきませんよ。
私は忍足でその勝手口に接近していきました。
つづく