>>648
夢の話だけど

敷地内屋外に横並びで鶏小屋と小鳥小屋スペースがある。
祖父の趣味の一つで祖父が毎日面倒を見てる。俺の役割は鳥小屋に何か異変があれば駆けつけたりと日々日頃パトロールしてる。
血筋なのか自分の家族含めみんな糞袋と無責任愛誤(餌やり)が嫌いだ。

とある休日の昼間、家でゆっくりプライムビデオのドラマを観ていたら、鶏の鳴き声と暴れて羽ばたく音が聞こえた。

結構騒がしいので、このパターンは糞袋が小屋の屋根に乗ったり、執拗に扉や窓の金網に飛びついたりと大体新規の糞袋が来た時に起こる。

鳥小屋は鶏用と小鳥用があり
鶏側は木枠とベニア、屋根はポリカ波板、大きさはレンタルスペースのコンテナ程。
小鳥側はアルミフレームのガラスショーケースを改造し部分的に金属メッシュや穴開きポリカで風が抜ける様に工作。こっちは奥行きがある自販機位の大きさでその中にケージを並べてある。

俺は様子を見に鳥小屋スペースへ向かった。

遠くから見る限り糞袋は見当たらない…
近付き周辺を調べると…あっ!

カゴ(伸縮するドラム缶みたいな大型ナイロン収納袋)の中の菜園用防虫ネットに絡まっている糞袋を発見!

予想は当たった。見たことがない新規糞袋だ!

糞袋に近付くと「ウナ王?ウナ王?」媚び鳴きを始めた。

糞袋はトイレクリーナー500ml容器くらいの大きさ。性別はのちにオスと判明。年齢は不明だけどまだ子供の部類。

体はほぼ白ベースで黒と茶色の斑点がある三毛。
顔と耳内側は白いが耳の外側と脳天が真っ黒。
どんぐり帽子を被ってるようにも見える。
ドラゴンボールの人造人間19号みたいな感じ。
頭部があの和菓子に似てたので
『栗しぐれ』と名付けた。

続く