京都府丹波町の浅田農産船井農場で発生した鳥インフルエンザ感染は、鶏舎の通気口近くから広がっていたことが9日、府専門家会議委員の大槻公一・鳥取大教授(獣医微生物学)らの調査でわかった。
 金網で覆われた通気口は、小型の鳥しか侵入できず、感染後に鶏舎内でスズメが目撃されていたことから、大槻教授は「小型の野鳥に絞った調査がさらに必要」と指摘、スズメなどの小型の野鳥がウイルスを媒介した疑いが浮上してきた。