彼女が煙草に火をつける時なんか薬品をフィルターのとこに一滴垂らし吸いだした
俺「なんそれ?」 らん「ん?すってみる?」 俺「今つけたのなに?」 らん「あんしんせーへんな薬じゃないから」
渡された煙草を吸ったメンソールの煙草だったがそのメンソールをきつくする薬品らしい。スモーカーの俺にはどうとなかったが
らん「今からどうするん?」 俺「タクシー乗って帰るよ」 一緒に歩きながらお互いの事を話した。
色々話した。人生であんなに女と話したのは初めてかもしれないと後で感じた。
大通りまででてタクシーをつまえた。らん「じゃーばいばい」 手を振っていた。俺「今日はありがとね、じゃーね」 と言ってタクシーに乗った。
家に着いた。 寝れなかった。ずっと彼女の事を思い出していた。優しくていい子だったなぁと思うとなんだか心が痛い
何か自分でもヤバそうな雰囲気だったので、外に出てコンビニに向かった。好きなお酒を買って煙草をふかしながら飲んだ。
酒の力でいつのまにか寝ていた。 土曜の昼前位に目が覚めた。 しばらくボケっとしてたらまた昨日の事を思い出してきた。
何だか悲しくなった。pcの電源を入れJANEを開いて風俗タブクリックしスレ一覧を見ていた。
確か「風俗嬢を好きになってしまった」みたいな名前のスレを開いた。俺はそのスレをずっと見ていた。
リアルで見つけろとか今の俺にはどうでもいいように思えた書き込みばっかだった。「本気で嬢を好きになったんだけど
どうしたらいい?」と書いてJANEを閉じた。もう彼女の事が頭から離れなかった、こんなに人を好きになったのは彼女で4人目だった。
自分でもどうしていいか分からなかった。毎晩彼女の事を思いだす。彼女に会いにまたいきたいと思った。
でも風俗は金がかかる。好きになってはいけないんだと自分の中で言い聞かした。それでも彼女の事を思うと涙が出てきた。
一か月位彼女の事が頭から離れなかった。それでも自分に忘れるんだと言い聞かした。
学校から帰ってはネット麻雀、酒、映画、バイト、スロットなどで気を紛らわし思い出さないようにした。
そして半年が過ぎた。あれから風俗には行っていない。 22歳になって夏休みを迎えた、暇だった。
Yahooでそのお店を検索してHPを開いた。まだそのお店にいた。また会いに行きたいと思うようになった。・・・続く