チャットする時は大好きな人を想像しましょうってのがあった
文字だけなので常に最大限相手を気遣って、テレホーダイで毎晩毎晩飽きもせず会話するのが楽しくてたまらなかった
顔文字せっせと使ってずっとハマってた
現実に会うと、とてもいい子だったけど、自分が見られる空間に耐えられなかった
嫌われるのが怖くて気持ちを張り詰めるのに耐えられなかった
人と親しい関係を持つことはとてつもなく負担だ
その子からもらった名刺や未開封のカイロはまだ引き出しに入れっぱなしだったりする