埼玉県警生活環境1課と東松山署は2日、売春防止法違反(場所提供)と風営法違反(禁止地域営業)の疑いで、東松山市の風俗店「ラブパラダイス」元経営者、金子隆洋容疑者(33)=川越市菅原町=と
営業責任者、工藤誠逸容疑者(49)=東松山市神明町=を逮捕したと発表した。

また、風営法違反幇助(ほうじょ)の疑いで中国籍の風俗店従業員、苗冬霞(ミャオ・トンシア)容疑者(33)を逮捕した。

生活環境1課などの調べでは、金子容疑者と工藤容疑者はそれぞれ2月17日と3月1日、禁止されている場所で女性従業員に性的サービスさせる風俗店を経営。
さらに、女性従業員が男性客を相手に売春をすると知りながら、場所を提供した疑いが持たれている。

生活環境1課によると、金子容疑者らは看板を掲げず、アパート4室を借りて営業。インターネットなどで客を集めていたという。