アイツの思ヒ出

プライベートの色恋沙汰に耐えられず接客中に風呂の中で大泣きしていた5歳年下のソープ嬢のアイツを
慰めるでもなく只、オチョくった時に、赤ん坊のように涙目が一瞬点になり、大笑いを始めた事が始まりだった。
アイツをテンションMAXにさせる週一のオキニ客を5年間続ける羽目になってしまった。
程なくプライベートにも踏み込んでしまうように成り、酷い目に合わしたことも、合わされたことも、大喧嘩したことも、
アイツの両親に合いに行ったことも、、、色々有り過ぎた。
アイツの性格がもたらす波瀾万丈が色々有りすぎた。嫌いになってしまった訳ではなかったが別れる事にした。
アイツの最後の最後の言葉が俺と結婚したかった、、だ。
今では女房子供もいて、アイツの思い出も距離も遙か彼方となってしまったが、良い相手と一緒になって
穏やかな日々を送っている事を願う。