>>920
私がここで思い出すのは、19年、慶尚南道教育庁が主導し、庁舎前に植えられていたヒノキ科の「カイヅカイブキ」を引っこ抜いてしまった事件だ。

カイヅカイブキが日本の品種だとされていたからである。慶尚南道教育庁はカイヅカイブキが植えられていた場所に韓国固有種として知られる松を植えた。

カイヅカイブキの受難は他の地域へと広がった。大邱の小学校、忠清北道の5校、長年そこにあり立派に育ったカイヅカイブキが除去され、韓国固有の樹木に植え替えられたのだ。

そして当時、これらの行為は「日帝残滓(ざんし)」を清算する愛国的な行為として報道された。