2021/08/27 産経新聞
https://www.sankei.com/article/20210827-RJSY35C36VK2XLUT6JPN73GS4I/
新型コロナウイルス下で学生のアルバイト収入が落ち込む中、男性から金銭を受け取って飲食に同行したりデートしたりする「パパ活」に手を染める少女が後を絶たない。
会員制交流サイト(SNS)などで簡単に相手を探すことができ、短時間で高額が稼げることから安易な気持ちで始めるケースも多いようだ。
少女たちの補導に力を入れる大阪府警の捜査員に同行取材した。
捜査関係者によると、約1年前、パパ活を描いた漫画を見てバイト感覚で始めた。《原則先払いのみです!》《嫌と言ってるのに聞いてくれない場合帰らせていただきます》。SNS上で出会った男性には、こんなメッセージを送った。
複数人とデートを重ね、うち数人は「プチ」と呼ばれる性交を伴わない性的サービスにまで及んだ。
「デートだけだと安い。客も少ないし『プチ』までしないと稼げない」。稼いだ金は服などの購入にあてた。
別の少女がSNSに投稿した料金表では、食事や買い物といったデート1時間で5千円。オプションとして、手つなぎ2千円▽腕組み2500円▽ハグ3千円−だった。さらにプチは1万5千円が相場とされているようだ。