円安が進む日本は、タイやブラジルよりも「貧しい国」になっていた
https://gendai.ismedia.jp/articles/-/89451


「一言で言えば、日本の国力の弱体化が明確に表面化した結果が、今回の円安です。企業の稼ぐ力も衰え、賃金も上がらない。この30年間、日本は他の先進国に次々と追い抜かれ、いまや途上国の立場に陥落しようとしている」


1991年の日本の平均賃金は約447万円だったのに対し、2020年は433万円。まったく上がっていないどころか、減少している。

日本人にとってはすっかり慣れきった状況だが、これは他の先進国と比較してみると、極めて異常な事態だ。