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この街が誕生したのは、さかのぼること70年ほど前、昭和20年代の半ばとされる。

阪神尼崎駅や出屋敷駅、国道2号の辺りに次々と現れた「街娼」が店舗型に形を変え、それが集まって「青線地帯」と呼ばれる非合法の風俗街ができた。

当時のかんなみ新地の呼び名は「パーク街」や「パーク飲食街」。「地元の70歳以上くらいの人は、みんなパークって呼ぶね。店の前には川が流れ、お客は橋を渡ってきてたらしいよ」と、ママさんの一人が教えてくれた。

尼崎市立歴史博物館が市民とともに集めた証言記録によると、その由来は、隣接していた映画館「パーク座」だ。