2021/11/19
https://www.kobe-np.co.jp/rentoku/omoshiro/202111/sp/0014854653.shtml
妖艶なピンク色の照明が漏れる店内に、一人また一人と引き込まれていく。性的なサービスを期待する男性客に「知らんの?」と、ママが事情を説明。男性は納得して、大阪府内の別の“新地”へと消えていった。
兵庫県尼崎市の花街・かんなみ新地。昭和の青線(飲食店の名目で非合法な売春行為を行っていた地域)がルーツで、数十メートル四方に約40店が連なっていた。
夜になると、女性が店先に座り、おばちゃんが通行人を手招きする。名目上は飲食店で、あくまで自由恋愛として「店で仲良くなった女性と」いいムードになり、布団が敷かれた2階で…という流れの、いわゆる「ちょんの間」だ。
有名な大阪市の飛田新地より知名度こそ劣るが、20分1万円という価格や飛田に勝るサービスもあり、ネットやSNSで拡散。近年は活況だったという。
男性が期待を膨らませて足を運んでいたかんなみ新地に10月下旬、急所を蹴られるような衝撃が走った。 >>1