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日本の新型ロケット「H3」が2月中旬に初めて打ち上げられる。H3だけでなく今年は世界で新型ロケットが相次いで登場する。
急増している人工衛星の打ち上げ需要獲得を狙うが、市場はイーロン・マスク氏の創業した米スペースXの独走状態だ。
相次いで登場する新ロケットがコストや信頼性の課題を克服してスペースXに迫れるかが注目される。

●人工衛星の需要狙う
2023年に初めて打ち上げられるロケットは、H3をはじめ欧アリアンスペースの「アリアン6」や米ユナイテッド・ローンチ・アライアンス(ULA)の「バルカン」と各国の主力級が相次ぐ。
さらに日本のスペースワン(東京・港)が小型の「カイロス」を初めて打ち上げ、スペースXの超大型ロケット「スターシップ」も登場する見込みだ。

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