バイデン息子をカネで籠絡! 中国「エリート捕獲」の手口
2023/3/9 文藝春秋
https://bunshun.jp/articles/-/61163?page=1

バイデン大統領は毅然とした対応を取ったかのように見える。
だが、昨年、アメリカでベストセラーとなった『レッド・ハンデッド――アメリカのエリートたちはどうやって中国を助け、金持ちになっているか』(ハーパーコリンズ社)の著者ピーター・シュバイツァー氏は、
「文藝春秋」4月号への寄稿でこう分析している。

●アメリカ人の中国に対する懸念は増加

●大富豪が中国に抱き込まれていく姿を赤裸々に描いている

『レッド・ハンデッド』が俎上に上げるのはアメリカの大物たちばかりだ。
政界では、バイデン大統領、共和党の上院院内総務ミッチ・マコーネル議員、ビジネス界ではビル・ゲイツやイーロン・マスクといった大富豪が中国から巨額の資金提供を受けたり、特別待遇を受けることで、抱き込まれていく姿を赤裸々に描いている。

〈私は中国が米国のエリートに目をつけ、多額の金銭を提供し、自分たちの味方に取り込むことを「エリート・キャプチャー(エリート捕獲)」と呼んでいます。ハンター(バイデン大統領の次男)はこのエリート捕獲にまんまと捕まってしまったのです。