米国が日本に5機のE-2D早期警戒機の売却を承認
2023-03-10
https://milirepo.sabatech.jp/us-approves-sale-of-five-e-2d-early-warning-aircraft-to-japan/

アメリカ国務省は7日、日本の防衛力強化のために新たに5機のE-2D Advanced Hawkeye(アドバンスド・ホークアイ) 空中早期警戒管制機と関連装備品の海外軍事売却を承認しました。

今回、売却が決まったE-2Dは2000年代に開発され、2010年から米海軍で運用が始まった最新モデルです。
アクティブフェーズドアレイレーダーAPY-9はステルス戦闘機の検出が可能です。
CEC(共同交戦能力)に対応しており、同能力を有する他のイージス艦とリアルタイムで情報を共有することができます。

防衛省は2014年にE-2Dの調達を決定。2019年に航空自衛隊で運用が始まり、これまで、13機を発注、2022年時点で3機を運用しています。今回の5機の承認はこれに追加されるものです。
現在、運用中の10機の古いE-2Cは今後、E-2Dに切り替わる予定です。