出先でずっとロシア哲学史の分厚い本を読んでいて、やっとさっき読み終わった
ロシア人ってのは、もともと世界を悪いものだと考えている節がある

世界には自分の手が届かない
変えることもできない
造物主と神はまた別物で、人間にはほんの少しの神成分しか与えられていなくて
その神成分をなんとしても増幅させて神と人が一体とならなければ、真には救われない
が、そんなことができる人間はごく稀で
たいていの人間は闇の中で明滅するように生まれてただ消えていく

楽しいのは一瞬で、
運が良ければその一瞬を数珠のようにつなぐことでなんとか楽しい人生を織りあげ、
しかし最後は全部造物主がほどいてしまって、なにも残さず消えていく
よくもわるくもない、人生はそういうもの

そういう諦観があるから、あんな戦争もできるんだろうなと思ったりしますた