――ハリウッドにはLGBTQを題材にした作品が多くある一方で、LGBTQの当事者から
「演じる役者が当事者じゃないからリアリティがない」という声もあります。
お二人はこの意見をどう感じますか?
ななえ:私は当事者として、LGBTQの役をその当事者の人に演じてもらいたいとは特に思わないかな。
ストレートの役者さんが演じることによって、逆に同性愛に対する理解が深まる場合もあると思うし。
キキ:この話って逆も然りで、ストレートの人がLGBTQの役を演じられないのであれば、
LGBTQの人はストレートの役を演じるなって話になりますよね。
もちろん、同性愛をバカにしたような作品は論外ですけど、これに関しては私は何の問題もないと思う。
LGBTQに限らず、例えば日本人が中国人を演じてもいいと思うし、中国人が日本人を演じるのだってあり。
役者って、何者にでもなれる存在ですから。