写し鏡のような人には ときどきめぐりあうことがある
人は似て非なるものとはいうが どうも似ている気がしたんだ
あんなことはしないにしても その卑屈さはまるで自分を見いるようだ
自分にもそんなところがある ためらっていることやできないことをしている それだけで自分にはダメージになって 平然としているフリをしていても 結局は言葉が本音として漏れていく どうして自分はとくすぶりながら
僕は君かもしれなかった だけど羨ましいという言葉だけで留めた
それでも僕は君かもしれない そんなことを思ってしまった だから笑えないでいる
この顛末について笑えないでいる もしかしたらこれは自分だったのかもしれない そう思うと立ち止まってしまった
だけどどうすればいいのか 今も分からないでいる
そして今も分からないでいる こんな気持ちになることを