事務局からのコメント

仲たがいをしたままで永遠の別れをしたあおきさんの戸惑いが描かれています。強い父だからこそあおきさんも強くぶつかれた。
その父の突然死が互いの存在を問うてくる。
意見は対立しても、意を新たに息子を思う父の心が見せた「夢」。静かに現実を書く手法が思いを伝えてくる。最終連で手を振ることで別れを完結させている。。