昨日は夕方前に外に出て、横浜にいた。というのも行きたかったイベントがあり足を運んだのだ。
ノーマルスクリーンさん主催の「1994年の国際エイズ会議とアート」というものである。
みなとみらいでいろいろとのんびりしすぎていたせいか、到着するのに時間がかかり、開始時間には間に合わなかったけれど、
到着後でもエイズ会議の話やLOVE BALLなどのアートの話も、自分が存じている方がトークに出ていたので、本当に引き込まれてしまった(説明:30年前、アジアで初めて横浜で国際エイズ会議が行われたのである)。
休憩の間にトークに出ていたちょーさん(ハスラー・アキラ氏、自分はこのちょーさん呼びのほうが、慣れている)に久しぶりと話しかけられる。
自分もアカウント名でしか使わなくなった名前で呼ばれる。
元気かどうか尋ねられてあまり元気じゃないことを伝えたら、「そうだよね、いつも元気ではないものね」と胸を揉まれる。
カフェでフードの注文をしようと並んでいて、こちらも長年ゲイシーンを見てきているじゃんちゃんにあいさつして、今どう?と聞かれて、最近あったことをただただ話して聞いてもらった。
自分には「素」の自分を出せる人が良くも悪くもいるのだと思うけれど、取り繕うことなく言える人がいるのはとてもいいことだ。
だけど自分はこうして素の自分を出せる人が近くにいて、長くいてくれて本当に良かったと思っている。
そういえばちょーさんに「来月でHIV+がわかって20年になる」って言ったら「間に合ってよかったね」と言ってくれたのを今思い出した。