自分のゲイアプリに足跡が数日新規で付かないことなんてザラである。
外に出ることがあってアプリを立ち上げて更新すればぼちぼちだが足跡はある。自分が仮にそのような場所に行ったところでモテが発生するわけでもないし、行きつけの場所にいて自分のことを見ると罰が悪そうな顔をされるのはよくあることだ。
そのうえ自分は極端なほどの人見知りであり、話しかけられることがなければ話すこともない。顔見知りだと余計に話しづらい。
自分よりもかっこいい人を見てしまうと自分なんて眼中にないだろうし、自分なんかいられなくなるくらいに引っ込みたくなる。
だけど正直に言えばそれらの類の大半がSNSだとかアプリの上にいるような誰誰や何かに影響されてのことである。そのたびに自分がつらくなるのは目に見えているし、何を勝手に嘆いているのだと言いたくもなる。
それらで作られたヒエラルキーというものに自分が振り回されているのだというのに、そしてレベルの数字の大きさや フォロワーの数でマウントを取られるのだから、自分というものは余計に傷つくのである。
数字が大きくなる理由はそれとなくあるけれど、 自分にないもののためにこうして傷つきたくもないのだ。
自分はもう、人に好かれようとも思わないし、嫌われるならそれでいいし、今は自分を苦しめるものから解き放たれたいという気持ちのほうが強い。いずれその類から手を引くのも時間の問題だ。
#あおきさんの記録