「時間がないんです」「急いでいるので」という言葉は、今の仕事をするうえでとても引っ張られてしまう言葉だ。
そんなことがあると、仕事が仕事でなくなってしまうことがある。二度手間にもなるし。結局は互いに良い思いはしないのだ。
しかしどうして、こちらも時間をもらっている側として間違ったりするのはいけないものであるのに、「時間がない」のひとことでこちらを焦らしているという気はないのだろうか。「急いでいる」と言えば 「なんでも思うようにできると思っているのだろうか。
タイパという言葉が溢れて久しい。タイムパフォーマンスである。時間はみな24時間平等にある。流れている時間の加減や見え方は人それぞれに違う。
難しいものだ。それでも「時間がない」と言うのだから、せめて連絡や手続きをするのであれば、「時間がない」 ときよりも「急いでいる」ときよりも「時間に余裕を持って」「急いでない」ときにしてほしいものである。
何より相手がいるのならなおのことだ。自分の都合とばかり言いたくないけれど、大事なことほど端折るのはご法度だと思う。
自分も時間が欲しいとか、足りないなあとか思うことはある。そのたびに自分の時間の使い方とか考えないといけないと思わされる。今でこそ通勤時間か移動時間に本を読むことに使っている。スマホを見たり自分のことで手いっぱいだとかは言い訳なんだよな。