ロシアオペラの土臭い響きに想いを馳せながら、チェーホフ『桜の園』のオペラ版を妄想してみたわよ
(ロシアらしく低音の歌手多め)
ロパーヒン……バスorバスバリトン
→逞しさと愛敬と物哀しさを表現できる演技派にお願いしたい
第一幕のモノローグ“小さなお百姓さん”、第三幕の“桜の園は私が買った”は聴かせどころ
ラネーフスカヤ……メゾソプラノ・リリコ
→時に慈悲深く、時に冷淡に、翻弄しながら結局は翻弄される業の深い女
アーニャ……ソプラノ・リリコ・レジェロ
→若手歌手に歌ってほしい初々しく軽やかな役どころ
トロフィーモフ……テノールorハイバリトン
→アーニャとの二重唱で華を添えるならテノール、「ハゲ頭の万年学生」らしいリアルさを出すならハイバリトン
ワーリャ……ソプラノ・スピント
→ヒステリックな感じ、大袈裟で悲劇的なヴェリズモ風のモノローグも入れたい
終幕のロパーヒンとの短い二重唱はバスとソプラノの噛み合わない曲調で
シャルロッタ……メゾソプラノor語り役
→長ゼリフと手品をこなす役なので女優のほうがいいかも?
エピホードフ……キャラクターテノールor語り役
→合わない長靴でピヨピヨサンダルみたいに歩いたりする三枚目役
ドゥニャーシャ……ソプラノ・スーブレットor軽めのメゾソプラノ
→蓮っ葉な感じ、歌よりセリフ多め
ガーエフ……キャラクターバリトン
ピーチシク……バス
ヤーシャ……ハイバリトン
フィールス……バス
→ラスト、桜の切り倒される音を聴きながら息を引き取る重厚なアリアが聴かせどころ