沿岸部の海底85kmが隆起して露出、海岸が最大200m海側にせり出す…国土地理院が解析
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読売新聞オンライン
地盤隆起で海底が露出した石川県珠洲市の津波観測地点(1月2日撮影)=国土地理院提供

 能登半島地震で、石川県珠洲市から輪島市、志賀町にかけて、沿岸部の海底が総延長約85キロにわたって隆起して陸地となっていることが、国土地理院の解析でわかった。
これに伴い、以前より最大約200メートル、海岸線が海側にせり出していた。
また、津波による浸水被害が珠洲市だけで約130ヘクタールに及ぶことも判明した。

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 国土地理院は、地球観測衛星「だいち2号」が地表に電波を照射して計測したデータを地震の前後で比較。能登半島の広い範囲で地盤が隆起し、半島北側の沿岸部では海底が露出していた。地図上で計測すると、約85キロになる。



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