スーパースターを目の当たりにし、フェイフェイが真っ先に目を奪われたのは、“肌”だった。
「大谷選手はすごく肌がきれいでした。ガールズのメンバーよりきれいだと思います」。
手入れに余念がないチアたちをも凌駕するようなモチモチ、スベスベ。
フェイフェイは日本語で「すごい、すごい」と興奮気味に話した。

 当初大谷には会えないと言われていたため、全く心の準備ができていない中で突如訪れた交流機会。
舞い上がってしまい、肌がきれいだったこと以外はほとんど覚えていないという。「現地で会えることになって、メンバー全員と握手までしてくれました。
大谷選手と握手をしている写真が台湾の新聞に載ったのですが、それを見た周りの人に『フェイフェイは手を洗わないで』と言われました」と笑って振り返る。

 すっかり虜になって見とれていたが、誰からも愛される秘訣の一端もわかった。「とにかく身なりがきれいで、親しみやすくて、プロフェッショナルだと思いました。本当に素晴らしいです」。
選手とチア。同じ観客を喜ばせる立場としての学びは多かった。