小室さんは1930年(昭和5年)10月、東京都出身。51年11月、青木ジムからプロデビューし、篠田明(日東)に初回KO勝ちを収めた。
54年9月には佐々木民雄(野口)を10回判定で破り日本バンタム級王座を獲得。55年4月に大塚昌和(オール)に判定負けして2度目の防衛に失敗したものの、同年6月、大塚に雪辱して日本王座に返り咲いた。
2度防衛後の55年12月、フィリピン・マニラで、サノン・E・T・B(タイ)に6回反則(TKO)勝ちして第3代OBF東洋(現東洋太平洋)バンタム級王座を手にした。
その後、日本初の世界王者(フライ級)となった白井義男さん(故人)を破ったこともあるレオ・エスピノサ(フィリピン)らと激闘を演じた。
56年8月の試合を最後に引退した後は都内で寿司店を経営した。