羽生結弦 初の単独ツアー完走に「達成感」…登場した『仙台市政だより』には入手希望者が殺到
2/20(火) 5:16

 フィギュアスケート男子で五輪2連覇を達成したプロスケーター・羽生結弦(29)が、影響力の大きさを改めて証明した。宮城・仙台市は、同市出身の羽生と郡和子市長(66)の対談が掲載された「仙台市政だより」1月号に限り、事前に市外や県外者向けに郵送する態勢を手配(郵送料は希望者負担)。この異例の試みに、希望者が殺到したという。


 同市の担当者は「最終的には約4700件を郵送でお届けしました。直接のお問い合わせもたくさんいただいている。反響はSNSを通じて見た感じですと、ファンの方にも喜んでいただきました」と驚きをもって受け止めている。

「仙台市政だより」で掲載できなかった内容は、同市のユーチューブチャンネル「せんだいTube」にて紹介。再生数は公開から2日で5万回を超え、約3週間で約8・4万回に達した。
他の掲載動画を大きく上回る再生数に、同担当者は「ありがたいことにたくさんご覧いただき、とてもうれしく思っております。やっぱり仙台出身で、仙台から出た五輪の金メダリストですし、すごく根強い人気があると思っております」と絶大な影響力を再認識した様子だった。

 プロ転向後も依然として高い人気を誇る羽生は、19日に自身初の単独ツアー「Yuzuru Hanyu ICE STORY 2nd RE_PRAY=@TOUR」(神奈川・ぴあアリーナMM)の千秋楽を迎えた。昨年11月の埼玉、1月の佐賀、今回を合わせ6公演を完走し「達成感はありますね。本当に感謝の気持ちを持ちながら、これからも自分なりに一生懸命頑張っていきたい」。これからもスケートを通じて、多くのファンを魅了する。