1978年から87年まで「週刊少年サンデー」で連載された国民的コミック『うる星やつら』。そのアニメ劇場版第2作である『うる星やつら2 ビューティフル・ドリーマー』に対し、原作者の高橋留美子が怒っているのではないか?

アニメ業界で、長年にわたってささやかれてきたウワサである。これまで、さまざまな媒体で留美子先生自身が否定してきたが、浮かんでは消える亡霊のような話題である。

「高橋留美子は押井守の顔も見たくないと言っている」「会議の席で机を蹴り上げて帰ったらしい」

さまざまなバリエーションで、留美子先生の“押井嫌い”がささやかれ、そのたびに論争を巻き起こしてきた。

この論争に終止符を打ったのが、お笑いコンビ・ランジャタイの伊藤幸司だった。そのときの様子が、21日に配信されたポッドキャスト『ランジャタイの伝説の伝説のひとりぼっち集団』で明かされている。

留美子先生との食事会に招かれたという伊藤はその席で、留美子先生に「怒っているって本当ですか?」と聞いたのだという。
普段から無鉄砲な言動で知られる相方の国崎和也も「これは終わった」と感じたというほどの暴挙だが、留美子先生は「ぜんぜん怒ってない」と答えたのだという。

「『あれは押井守さんの傑作です。私のじゃないけど』って」

留美子先生は「押井さんにもそういう風に伝わっていたら、本当に嫌」と語っていたといい、何度もこのウワサが持ち上がることに困惑していたという。

それにしても驚くべきは、留美子先生のアンテナの高さである。
この日、ランジャタイを食事に招待したのも、伊藤の著書『激ヤバ』を読んで感銘を受けたことがきっかけだったという。この春終了した『ランジャタイのがんばれ地上波!』もチェックしていたというのだから、相当なお笑いフリークである。