教養がないと無理だわ〜〜
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第21回「蝦夷桜上野屁音」で出てきた、たくさんの(有名和歌が元ネタの)狂歌。平安朝和歌を知っている人には「あ! 元ネタはあれだな!」と思うような歌ばかりだったで、分かる範囲で書いておきます!
「七へ八へ へをこき井手の山吹の
みのひとつだに出ぬぞきよけれ(太田南畝)」
【元ネタ(たぶん)】
七重八重 花は咲けども山吹の
実のひとつだに なきぞ悲しき(兼明親王/後拾遺集)
「芋を食ひ 屁をひるならぬ夜の旅
雲間の月をすかしてぞ見る(智恵内子)」
【元ネタ(たぶん)】
秋風に たなびく雲の 絶え間より
もれ出づる月の 影のさやけさ(左京大夫顕輔/新古今集)
「芋の腹 こき出でてみれば大筒の
響きにまがふ 屁い(兵)の勢ひ(元木網)」
【元ネタ(たぶん)】
わたの原 漕ぎ出でて見れば久かたの
雲ゐにまがふ 沖つ白波(法性寺入道前関白太政大臣(藤原忠通)/詞歌集)
「山里に 尻ごみしつつ入りしより
浮き世のことは 屁とも思わず(南畝)」
【元ネタ(たぶん)】
山里にうき世いとはむ友もがな
くやしく過ぎし昔かたらむ(西行/新古今集)
元歌、「たぶんこれだろうな」というのを並べました。もっと近い歌があるかもしれないので、「こっちかも」と気づいた方はお知らせくださいませ。
それにしても、、、こいつら(江戸の狂歌師たち)、教養がすごすぎる…。。。