自立という言葉はプギャーの辞書にはなかった。
プギャーは家事にはいっさい興味がなく、食費や光熱費などはすべて無駄な出費だ。
実家に寄生することで、自分の稼いだ金と余暇を最大限の効率で自分の遊びや趣味に投じる。
それは、プギャーにとっては当たり前のことだったようだ。