このコピペ好き

小生は今年購入したエロゲは58本と、ごく平均的な一般人ですが、
「カサブランカの蕾」は、それがしの上半期ベストエロゲの第二位に
ランクインした傑作である
魔法も並行世界も関係なく、ガチに学生時代の恋愛を描いたという点で
大いに評価に値するのだ
単に都合よく男を利用するというなら「恋×シンアイ彼女」などでもあったことだが、
あっちのほうは、女の方が一方的に男を利用していたのに対して、こちらは、
「穴があったら入りたい」という男の方に責任の一端があり、必ずしも女性側に
憎しみがこもらない配慮があるのだ

はっきり言って、「ヒロインが処女ではない」というのは些末なことであり、
この作品の真骨頂は、それぞれのキャラクターをしっかり描いており、
3角関係どころか、4角関係の心理模様を非常に丁寧に書いてあるのが凄い
この、いつ不適切な関係が見つかるかヒヤヒヤもののSchool Daysな昼ドラを
愉しむのは、純愛ものこそ至高と考えるそれがしの心にすらどヒットものでした

確かに、エンディングで5年ぶりに再会かと思いきや、ほかの男と付き合っていて、
今後も彼女の主人公に対する復讐は続いていくとか、今時珍しいガチなシナリオは、
多くの音に聞こえし武人たちすらも阿鼻叫喚の無間地獄なのは間違いない
みどもも、なぜ悲惨な現実から逃れてエロゲ(楽園)に来たのに、なぜ、こんなと、
一週間は立ち直れなかった

しかし、ユーザーに日和ってストレスフリーな作品が多い中、こういった
真の恋愛ものを描き切ったのは、称賛に値する
ミドルプライスだけに手に取りやすいこともあり、ぜひとも主人公と共に
退学の道に突き進んでみようではないか

君も、文字通りの“ひこうき雲の向こう側”を見てみないか?